~2024年度の振り返りと新年度に向けて~
春休みも終盤に差し掛かった3月末、各事業所では新年度に向けての準備を進めていました。春休みの期間、子どもたちは1日のスケジュールを決めて、生活リズムを崩さないように過ごしました。朝は学習の時間からスタートし、清掃やお仕事活動などに積極的に取り組む姿が見られました。ともそだちの長期休暇は様々な学校や学年の子どもたちがお出かけや調理、学習などを一緒に行い、長い時間を共に過ごします。この時間の中で、新たなことへのチャレンジや、友だちとの関わり方、自分の気持ちとの折り合いのつけ方など、様々なことを経験しながら少しずつ成長していきます。ムーンショットの子どもたちがわくわくの子どもたちの手助けをしている場面を見ると、「何年か前は助けられていたのになあ」と心の中で呟きながら、子どもたちの成長を嬉しく思いました。また、春休みの午後を使って、子どもたちと一緒に新年度の準備を行いました。どちらの事業所にも新たに遊べるおもちゃや本が必要になってきたこともあり、子どもたちが意見を出し合ってどんなものを揃えるかを決めて、買い物に出かけました。ムーンショットでは4月から新たなメンバーを迎える準備として、名札や学習ファイルを子どもたちと整えました。子どもも大人も新年度への期待に胸を膨らませながら、準備に取り組むことができました。
3月22日(土)に恒例のともそだち卒業式を行いました。今年度は〇〇名の卒業生・新入生をみんなでお祝いしました。この日に向けて、各事業所では恒例の卒業トンネルや、プレゼントの写真立ての制作、歌の練習を行ってきました。宇宙をテーマにした卒業トンネルはとても素敵に出来上がり、写真立ては卒業生に喜んでもらえるようにと心を込めてつくりました。式の中では卒業証書の授与や卒業トンネルをくぐり抜けての決意のことばの発表を行いました。「部活と勉強を両立したい」「休まず通いたい」など、自分の決意を堂々と発表しました。最後には目黒先生から「ともそだちランキング」が発表され、みんなで楽しく卒業生を送り出すことができました。
卒業証書を受け取る子どもたちの姿を見ながら、改めて月日の経つ早さを感じました。ついこの間まで小学校低学年だった子が中学生になり、中学生が高校生になっていきます。そのあっという間に過ぎる時間の中で、子どもたちの未来を見据えながら、共に過ごしていきたいと思います。
◎保護者会へのご参加ありがとうございました
2月19日~21日までの3日間で保護者会を実施させていただきました。初めての試みでしたが、多くの保護者の方々に参加いただき、日々の活動やともそだちの今後についてのお話をさせていただきました。これからもこういった機会を設けていきたいと考えておりますので、ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。
わくわくステーション 植田 諭
「春休みともそだちクラブ」
3月は卒業式が終わると春休み。「ともそだちクラブ」では様々な活動がありました。
電車に乗って井戸尻遺跡へ春休みの乗り物遠足ということで岡谷駅から信濃境駅まで約40分の電車の旅をしてきました。井戸尻遺跡では縄文時代の歴史を聞いたり、土器などを見て勉強をしてきました。梅が少し咲く公園でみんなでピクニック。とても気持ちが良かったです。 |
ピザ窯作りに挑戦!3月25日にわくわく、ムーン各事業所でピザ窯作りを行いました。段ボールにアルミホイルを上手に貼り付けて、針金で真ん中の段に設置して焼く窯を作りました。 |
美術考古館で土器づくりムーンショットステーションでは岡谷美術考古館で土器づくりを体験しました。岡谷市の有形文化財の顔面把握付深鉢形土器を見せてもらい縄文時代、弥生時代の岡谷の人々の暮らしを勉強した後、館長の酒井先生が平に伸ばして準備して下さった
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調理・工作・運動…etc休みのともそだちクラブではその他にも牛乳パックで型を作ってじっくり焼いたホットケーキを使ってのデザートづくりや
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「新しいスタッフの紹介」
皆さんよろしくお願いします。
加地 智恵子 先生 皆さんはじめまして。4月からお世話になります、加地智恵子と申
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熊田 さよ子 先生熊田さよ子と申します。5人の子どもも巣立ち、それぞれが自立してくれました。これを機会にこれからの余生を自分の好きなように生きたいと思いました。過去の経験を活かし、大好きな縫製に関われたらと思いました。これからお世話になります。どうぞよろしくお願いします。
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