ともそだち通信10月号

2学期も様々な活動に向けてがんばっています!

2学期が始まり、1ヶ月が過ぎあっという間に10月ですね。ともそだちプラネットの2学期は、運動会から始まり、お化け屋敷や秋祭りなど楽しい行事が目白押しです。ムーンショットステーションではそれらの準備に向けて子どもたちが準備を進めています。経験を重ねてきていることもあり、9月になると「先生、今度のお化け屋敷でこれを作りたい!」「もう準備始めないと間に合わないよね?」など、様々な行事を見通しながら楽しみにしている声が聞こえています。

10月14日の運動会に向けては、キャタピラの作成を行いました。運動会の恒例行事になったキャタピラレースですが、
みんなが思い切り中に入って進んでも壊れないように、頑丈さを重視して作り始めました。何人かのグループに分かれ、ガムテープで貼り付けたりダンボールを柔らかくしたりして、大きなキャタピラが出来ました。しかし、実際に試走してみると、大きくて重いことが分かり、新たに使いやすいキャタピラを作ることになりました。子どもたちはそれに動じることなく、今度は大きさや軽さを重視して作り始めました。うまくいかないことがあっても、どうしたら良くなるかと切り替えて、行動できるようになっている姿がとてもたくましく見えました。小学生だけでなく、中学生や高校生の力も借りながら、無事立派なキャタピラが完成しました。また、養護学校の女子チームを中心に大きなプログラムや、チーム表も準備し、運動会に向けての準備をみんなで着々と進めることができました。あとは本番に向けて、ダンスや競技の練習を行っていきます。保護者の方やご兄弟の参加も大歓迎ですので、ぜひご参加ください!

また、それと並行して10月のお化け屋敷の準備にも取り掛かり始めました。もうすでにお面を用意している子や、
「家から仕掛けに使いたいものを持ってきていいですか?」と質問してくる子もいて、とても楽しみにしている様子が伝わってきます。昨年は約200名のお客さんに来ていただいたこともあり、子どもたちも気合いが入っています。まずはハッピーチャレンジの中で、どんなお化け屋敷にするかを話し合いました。ここではまだ秘密ですが、話し合いの中ではたくさんのアイデアが次から次へと出てきます。友だちの意見に「それいいね!」と賛同する姿や、ヒートアップしたときには「手を挙げて意見を言おう」などの子どもたち同士の掛け合いも見られました。全体像が決まり、いよいよ作成が始まります。毎年大好評のお化け屋敷を今年もぜひ楽しみにしていてください!

これらの準備を進める中で、1つの目標に向かって全員で取り組むことができていることがとても印象的でした。自分の思い通りにいかないことや、うまくいかないこともありますが、そういったことに折り合いをつけながらみんなと活動している姿はとてもいきいきしています。我々も必要な支援をしっかりと考え、実行しながら子どもたちのもっている発想力や、力が存分に発揮できる場を目指していきたいと思います。

ムーンショットステーション  植田 諭

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