ともそだち通信2月号

公開わくわくステーション 
 大勢の方にご参観いただきありがとうございました

 2月16日(土)の運動教室から2月22日(金)までの6日間、多くの方に放課後や休日の子どもたちの姿を知っていただこうと、放課後等デイサービスわくわくステーションを公開参観日にしました。初めての取り組みでしたが、昨年、保護者のみなさんに記入していただいたアンケートの中に、「普段の放課後の様子を見たい」というご希望が多かったことと、「サービスの内容を公開し、第三者の方からの評価を受ける仕組みを作ること」という厚生労働省の指針に沿うということで、年度当初から計画していました。

 6日間の公開参観日。せっかく来ていただくのだから普段の様子+oneで、各曜日で1年間のなかよし活動(SST)のまとめとして何かを発表しようということにしました。子どもたちに意見を聞きながら、月曜日は「ぞうくんのさんぽ」パネルシアター、火曜日は組体操&勇気100%ダンス、水曜日はUSAダンスともそだちバージョン、木曜日は手遊び&「はらぺこあおむし」パネルシアター、金曜日はミュージックベル「きらきら星」演奏になりました。1月の中頃から練習を始め、まだまだ進化しそうなので、発表というより練習風景を見ていただくという形でご披露しました。どの曜日の子どもたちも、大勢の方たちの前でドキドキしながら、いつもよりもかっこよくがんばっていました。スタッフの方が緊張して固まっていたかも・・・「自分の役割を果たす、気持ちと力を合わせる、いっぱいがんばる」なかよしタイムの中でみんなで目標にしてきたことです。発達障害の子は、対人関係が苦手、他者の気持ちがわかりにくいとよく言われますが、最近のわくわくステーションの子どもたちは、お互いの事がわかってきて、気持ちを伝えながら活動できるようになってきています。今回の発表も、中には「え~っ!!そういうの苦手だけどな。一人じゃ無理だけどみんなと一緒だったらやってみようか・・・」という感じで始まったと子もいたと思いますが、やっているうちに「みんなでやるとメチャおもしろい、無理と思ってたけど僕もできる!」と楽しくなってきているようです。

 見に来て下さった保育園の先生が「学習の時間に一人ひとりが一生懸命にがんばっている姿と、その後のはじけながらみんなで笑顔で楽しくがんばっている姿がすごく印象的で、卒園した子どもたちが、こして成長している様子を知れて良かった」と言って下さいました。学校の先生方も、お忙しい中でご足労いただき有難く心強く感じました。また、お母さん方に見ていただいて、子どもたちは緊張しながらも、どこか得意げでした。大好きなお母さんに自分のがんばりを認めてもらえることが、成長のエネルギーになることを再確認しました。

 お母さん方はじめ多くの方にわくわくステーションの空気を感じていただけたことをが、何より嬉しく感謝いたします。この取り組みをしたことで、私たち職員も、子どもたちの状態や変化をより細かく見て話し合うきっかけになりました。医療や教育機関の様な専門性のある場ではありませんが、多様な子どもたちの成長発達の欲求に応えていける様に、職員もチームで努力して参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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