ともそだち通信9月号

課後等デイサービス 夏休みの活動の思い出特集

~猛暑、新型コロナ感染拡大、それでも毎日、元気に育ち合った夏休み!!~

今年の夏は、早い学校は7月17日(土)から夏休みで、32日間という長野県ではおそらく未だかつてないなが~い夏休みでした。子どもたちは、最初は「プール、ぜんぜんやってないのにもう今年はないんだって!」「まだ夏じゃないみたいなのに夏休み」とピンときていない様子でした。

ともそだちプラネットの今年の夏休みは、午前中の活動は、わくわくとムーンショットの2施設で同じ企画を実施し、午後はそれぞれで過ごすことにしました。特にムーンショットステーションの午後は高学年や中学生の子どもたちが、1学期の復習をする時間として学習を中心に位置づけました。「ムーンショットならダレずに勉強できる」と午後から参加する子もいて、多い日は10名以上がそれぞれの学習に取り組んでいました。中学生のコーナー、小学生のコーナー、養護学校のコーナーと何となく場所を分けて座り、パーテーションもない中ですが、英語をやったり、かけ算をやったり、タブレットで復習をしたりとよく勉強しました。中学生が授業している間に、他の子どもたちがおやつを作ってくれて、みんなで「いただきます!」も楽しい時間でした。

わくわくステーションは、小学生の低学年の子どもたちが、好きなことをたっぷりできた夏休みでした。定番はシャボン玉に水遊び、自由工作。ビニールプールと水鉄砲は必至アイテムです。体を使い、五感を駆使してくり返し遊ぶことで、確かに成長発達していく子どもたちを目撃しました。でも、つい室内を走ってしまったり、他の子が不愉快になる位の大声を出してしまったりして注意されたことや、もっと遊びたくて泣いてしまったこともありましたが、そういったことも含めて遊びの体験の積み重ねの中で育ち合った夏休みでした。学校も学年も違う子どもたちが、何となくお互いをわかってきて仲良く過ごしている様子を、職員は感心して見守っていました。

7月後半からは夏本番で、30度を越える暑さの中でしたが、おでかけにも果敢に挑戦しました。春宮の砥川の川遊びは、今年は最高のコンデションで、浮き輪に乗って流れたり、川の上流で生き物を探したりと、大人も子ども心を取り戻して(?)みんなで遊びました。そして、これも恒例の夏祭りは、コツコツと子どもたちがゲームの準備をし、景品の買い出しに行き、看板を作り、みんなで用意をしました。職員も、初めて3施設合同で夏まつり実行委員会を立ち上げて気合充分でしたが、はりきりすぎて、店番の大人が足りない!!という事態・・・。急遽、何人かの保護者の方にお願いして、当日はお母さん方やお兄さんやお父さんもお手伝いに来て下さいました。ムーンショットの子どもたちも、交代でお店番をして、わくわくの低学年の子どもたちや、近所の子どもたちに優しく教えていました。また、職員がつかずに、子どもたちだけで道路を渡ってわくわくステーションまで遊びにでかけるという小さな冒険も誇らしげでした。

夏祭りの最後は、2チームでのスイカ割りです。チームで順番を決めて並び、一人ずつ目隠しをして棒でスイカをたたくことの中にも、実は難問(?)があります。毎年、ハラハラするドラマがありますが、今年は大きなもめ事もなく楽しく盛り上がり、子どもも大人もキラキラ笑顔で冷たいスイカを満喫しました。
お手伝いして下さった保護者の皆さんありがとうございました。また、来年もご参加いただき、成長する子どもたちを見守っていていただければ幸いです。

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