ともそだち通信9月号

夏の体験を秋の活動へ

あっという間に夏休みが終わってしまいました。わくわくステーション、ムーンショットステーションでは、子ども達も2学期がスタートし放課後活動の日常が戻ってきています。振り返ってみると、今年の夏休みはコロナの影響を受けず活動計画を立てることができた久しぶりの夏休みでした。この3年間、色々なことに配慮しながら活動を考えてきましたが、今年は「子どもたちが楽しめそうなこと」や「こんな風に楽しみそうだな。」と一番大事にしたい子どもたちの姿をイメージしながら活動を考えることができたように思います。毎年、終業式の一番早い学校と始業式の一番遅い学校に合わせて1ヶ月間の夏休みの活動計画を作成しています。今年はわくわくステーション、ムーンショットステーションの二つを合わせて1ヶ月間で34もの活動を計画しました。お出かけ活動や工作教室などの物づくり、工場見学、自然活動など多岐にわたった活動でした。これらの活動を通じて、「自分のことは自分でやる」「折り合いをつける」ことの大切さを感じたり、「みんなと一緒に活動することの楽しさ」「友達と協力することの心地よさ」を実体験から味わったりして、それぞれの「自立」に向けて大切な経験をすることができたと思います。子ども達も、この夏休みの活動を体験して、自分のことを自分でやろうとする姿や、積極的に行動したりする姿を見せてくれています。1回の利用で過ごす時間が短い放課後デイサービスですが、この夏休みは、時間をたっぷりかけて子ども達と一緒にともそだちのルールや過ごし方はもちろん、ここでの楽しみ方や大切にしていること一つひとつ確認して積み上げてきました。この積み重ねを今後の秋の活動へつなげていたいと思っています。

9月からもともそだちプラネットはいろんな計画を立てています。9月18日は第2回コズミックカレッジを開催します。早速、ムーンショットステーションの子ども達がポスターを作って、各学校などへ配布してくれました。10月には、毎年恒例の運動会、諏訪湖ハイツで行われる「ふれあい祭り」にグランジュテあい工房とムーンショットステーションが出店、11月は秋祭り、12月にはクリスマス会などともそだちの中でも行事が盛りだくさんの下半期です。この夏休みで積み重ねたことをいかしていけるように、職員も子どもたちと一緒に楽しみながら取り組んでいきたいと思います。また、日々率先して地域とのつながりを大事にしているグランジュテあい工房を中心に、様々な販売活動を今後も考えています。「食欲の秋」ですから、色々なアイデアを出し合って取り組んでいきたいと思います。利用者、子どもたちにとって実りの多き秋になるよう、職員も気持ちを新たに支援に取り組んでいきたいと思います。今後もご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

【代表 目黒健太】

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