ともそだち通信3月号

祈りが通じた!新雪の大雪原!雪遊びキャンプ楽しかったです!

3月2日(土)、3日(日)の2日間、国立妙高青少年自然の家にともそだち雪遊びキャンプへ行って来ました!
雪遊びキャンプと言いながらも、今年は雪がとても少ないとの情報を自然の家から聞いていました。10日前に下見へ行った時も、積雪15~30cmほどで、地面が見えている場所もチラホラ…。「これでは雪遊びキャンプにならん!」と不安を抱え下見を終えたのでした。しかし、日ごろの行いが良い我々は天気をも味方につけることに成功します。出発前の3月1日(金)の夜に妙高は大雪だったそうで一晩で1m近く積もったそうです。キャンプ当日は10日前の景色とは別世界の風景が目の前に広がっていました!…前置きが長くなりましたが、そんな奇跡的なタイミングの大雪により、今年もたっぷり雪遊びを楽しむことができました!それでは、当日の様子をお伝えします。

出発当日、岡谷の天気は快晴。道中の景色を楽しみながらバスは新潟県へ向かいます。県境に近づくにつれ、道路脇の雪の量も増え、天候も吹雪いてきます。ともそだち一行が上越に入る頃には大きな牡丹雪が舞う程の天候でみんなワクワクしていました。最初に訪れたのは「上越科学館」。ここでは、館内の展示見学と「化石消しゴム」作りを行いました。化石消しゴムは、実際のアンモナイトの化石の型にねんど消しゴムを入れて作るというとてもシンプルな工作。色んな色を混ぜてカラフルなアンモナイト消しゴムを作っている様子はとても楽しそうでした。その後は、施設見学。この科学館では、サイエンスゾーンで様々なエネルギーの働きをゲームを通して学ぶことができたり、恐竜や生命の進化の様子を見たりすることができます。特に巨大なティラノサウルスが動く様子は大迫力でしたね。その迫力に圧倒されて一定の距離を取ってみている様子がとても可愛らしかったです。また、ホールに設置されていたボールプールに大盛り上がりする子どもたちでした。

科学館で昼食を済ませた後は、いよいよ妙高自然の家に向かいます。天候も少し穏やかになり、着いた頃には雪もすっかり止んで絶好の雪遊び日和でした。あまりに見事な新雪に子どもたちも大喜び。新雪の上を走るかけっこや、そり運びレース、雪積みコンテストなどを楽しみ、自然の家に設置されているそりコースで思う存分そり遊びを楽しむことができました。雪遊びを楽しんだ後は、みんなが泊まるオリオン棟へ行き、怒涛の荷物整理、宿泊準備です。雪遊びも楽しいですが、この荷物整理や宿泊の準備など宿泊棟の中で過ごす時間がとても大事な時間だと感じます。子どもたちが自分のことを自分でやる、その様子を見守ったり手助けしたり、一緒に考えて取り組んだりしながら過ごすこの時間は、一人一人の成長の様子をじっくりと感じることができる時間です。初めてキャンプに参加した子は、ドキドキしながらもその環境を楽しんで自分のことを自分でやろうとする姿が多くみられました。

また、何度もキャンプに参加している子は慣れた様子でテキパキと自分のことをやり、全体の事、年下の子のお世話をするなど頼もしさを感じました。繰り返しキャンプを行うことで、その子たちの成長の様子がよくわかります。子どもたちと一緒に寝泊まりしながら生活を共にするキャンプの良さを感じながら夜はきれいに輝く雪灯篭をみんなで楽しみました。明日には帰ると思うと、1日ではもったいないですね。

2日目は、見事な快晴。ムーンショットステーションのみんなはクロスカントリーに初挑戦。わくわくの子たちはスノーシューにチャレンジしました。どちらも程よい疲労感を感じながらもとても楽しそうに取り組んでいました。青空の下、新雪の中を滑ったり、歩いたりする風景、お家の方にも見て欲しかったです。クロスカントリーやスノーシューを終え、残り時間目一杯まで雪遊びを楽しんだ子どもたちでした。退所式では、ムーンショットの子どもたちが司会を行い、それぞれがこの2日間での感想を伝えあいました。帰りのバスの中はみんなぐっすりでした。あっという間の2日間でしたが、雪遊びを存分に楽しみ、自分の身の回りのことを自分で行うという経験をしっかりと体験することのできた雪遊びキャンプでした。また行きたいなぁ・・・。保護者のみなさん、ご協力ありがとうございました!       (代表 目黒健太)

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