ともそだち通信12月号 Part2

11月20日秋祭り & ムーンショット展を開催しました

木々の葉の色が変わり始め、秋の訪れも目に見えて分かるようになってきた11月の中旬に、わくわくステーションでは秋祭り、ムーンショットステーションではムーンショット展を行いました。

わくわくステーションでは、秋祭りの出し物の案を考えるところから当日の飾りつけの準備段階まで子どもたちと一緒に取り組みました。秋祭りの出し物の案を考える際、子どもたちに「秋の食べ物とお祭りのゲームってどんなものがあるかな?」という事を一緒に考えました。みんなの意見から秋の食べ物は、「さつまいも・柿・きのこ・かぼちゃ・ぶどう」等々他にもたくさんの意見が出ました。また、お祭りのゲームの意見は「ストラックアウト・射的・スーパーボールすくい・宝引き」等々こちらもたくさんの意見が出てきて、子どもたちの引き出しの多さに感心しました!
出された意見の中から、秋祭りの出し物を①ストラックアウト②秋の工作③焼き焼き:かぼちゃ・さつまいも④わたあめ⑤豚汁・ごはん(新米)に決定しました。出し物が決まると、次は各出し物の看板作りと飾り作りを行いました。子どもたちが協力して取り組むと、あっという間に完成してしまい、わくわくステーションらしい素敵なものができ、子どもたちのエネルギーにも驚きました! そして、今回の企画では、わくわくの子たちは「秋祭りにムーンショットのお兄さんたちを招待しよう!」ということで、日時・内容を記した招待状を自分たちで作り、ムーンショットのみなさんにお渡ししました。

ムーンショットステーションでは、「自分たちがやっていることを発信しよう!」というねらいをもって、お家の人や学校の先生方など外部の人にも見てもらえる様に、夏から準備を進めてきました。都道府県クイズや地域探検マップ、タブレットのアプリを使って作成したイラストや、切り絵等の自分たちの作品・学習の成果の展示もしました。
他にも、茶道やジオラマの模型で来てくれた人たちのおもてなしをしました。

そして、ムーンショットでも、学校の先生やお家の方等自分たちの活動を見に来てほしいという気持ちを招待状という形で表現し、自分の身近な人たちにお渡ししました。招待状作りも、パソコンを使って文字を打ち込み、プリントアウトして作りあげる学習になりました。

そして、秋祭り&ムーンショット展当日は、わくわくとムーンショットで子どもたちが、二人一組でペアを組んで、秋祭りとムーンショット展を一緒に回る様にしました。子どもたちは、回る順番を一緒に話し合って決めたり、分からないことを教えたりと、お互いにに緊張しながらも楽しそうでした。また、わくわくの子が「焼き焼きはさつまいもだよ!」や「ストラックアウトのボールはおにぎりなんだよ!」と伝えている姿もあり、これもムーンショットのお兄さんやお姉さんを招待している気持ちの表れなのかなと思いました。
一方、ムーンショットの方は、子どもたちは期待と不安で(?)朝からソワソワしていました。スタッフは、「わくわくの子どもたちや招待した方たちををおもてなしできるだろうか?」と少し心配していましたが、いざ始まると、ペアになった子を一人ぼっちにすることなく、わかりやすく展示の説明をしたり、ジオラマの操作の方法を教えてあげたりしていました。自分たちの役割を自覚して、責任をもって取り組むことができる姿に、「いつの間にか高学年らしく大きく成長していたんだなぁ」と子どもたちの成長に感動してしまいました。これからも、仲良く育ち合える機会として、この様な合同の活動を計画していきたいと思います。
突然のご招待にもかかわらず、ご足労いただきました先生方、お家の方々、本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。

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