ともそだち通信7月号

小口先生7年間ありがとうございました‼

ともそだちプラネットも8年目になり、今年度もあっという間に3ヶ月が過ぎました。わくわくステーションでは多くの新1年生を迎え、元気いっぱいに活動しています。ムーンショットステーションでは6月から4年生が新たに加わり、小学生チームは目黒先生を招いての、ムーンショットにある卓球やラジコンを使ったスペシャル発表会に向け、練習をしています。グラン・ジュテでは、諏訪湖ハイツでの販売を始め、新たな仕事が多く、メンバーも職員も張り切って取り組んでいます。それぞれの事業所が新たに動き出した中ではありますが、今日は職員の休職についてのお知らせをいたします。

6月末をもちまして、わくわくステーションの小口俊倫先生が休職に入ることになりました。保護者の皆さまには、お知らせが遅くなったことをお詫び申し上げます。小口先生は以前より、仕事の合間を縫って、お父様から相続した山の整備をされていましたが、やらなければいけない範囲が非常に広く、そちらに専念するということで法人と相談を重ね、休職というかたちをとることになりました。小口先生はわくわくステーションの立ち上げの間もない頃より勤務されていました。当時は小さな事務所が湊地区にあり、子ども達が活動するスペースを確保するだけで精一杯でした。また、様々なことが現在ほど整備されておらず、支援の方法や活動行事を日々模索していました。小口先生は児童発達支援管理責任者として日々子ども達に関わり、送迎や休日活動など、ともそだちの中心として活動されてきました。責任感が強く、非常に真面目な小口先生は、我々職員からの信頼も厚く、子ども達の良いお父さんとしてもいつも優しく子ども達に関わられていました。そんな真面目な小口先生だからこそ、どちらも中途半端にはできず、今回決断されたのだと思います。小口先生のこれからをみんなで応援しながら、またお会いできることを楽しみに待っていたいと思います。

6月30日には職員で激励会を行い、お弁当を食べながら、ともそだち創設当初の話をしたり、小口先生がこれから山での作業の際に着用できるつなぎや手袋をプレゼントしました。また、各事業所でも子ども達と一緒に小口先生を送り出しました。わくわくでは小口先生が彦星、女の子達が織姫になり寸劇を行いました。かわいらしい織姫たちに「お山のお仕事頑張ってね!」と応援され、最後は七夕のベルの演奏を行いました。
ムーンショットでは小学生は元気よくみんなでアーチを作って送り出し、中学生は小口先生との思い出を手紙にして読みました。運動教室で逆立ちを手伝ってくれたことやなどの感謝の気持ちを伝えました。小さな頃を思い出し、しっかりと言葉で思いを伝えている中学生の姿にとても感動しました。小口先生もまだ小さな小学生だった彼らの成長を感じて安心されたと思います。

さみしい気持ちもまだまだありますが、今回のムーンショットでの中学生の姿を見て、子どもたちの心の中に、たくさんの思い出が残っていることに心が温かくなりました。
小口先生とのお別れで淋しい気持ちになりましたが、これからきつね祭りやキャンプなど楽しい夏休みが待っています。様々な出来事が子どもたちの心に残る、成長につながる活動ができるよう、全事業所が日々の活動に取り組んでいきたいと思います。
(ムーンショットステーション 植田諭)

~小口先生より~

この度家庭の事情により、しばらくともそだちプラネットを離れることになりました。湊の頃からわくわくステーション、そしてムーンショットステーションとお世話になりました。保護者の方々、関係する方々には様々な場面で助けていただき、またご協力をいただきました。本当にありがとうございました。
小口俊倫

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