ともそだち通信8月号

いよいよ夏休み、祭り、キャンプ、水遊び
たくさんの友だちとなかよく遊ぼうね!

 涼しいのか暑いのかわからない今年の夏。夏気分にならないままに夏休みが来てしまいました。今年の夏休みのわくわくステーションは、例年以上に大勢の子どもたちがわくわくステーシンで活動します。中には8時から17時までわくわくステーションで過ごす子もいます。みんなが気持ちよく過ごせる様にと、夏休みのタイムスケジュールを用意しました。ひとりで静かに過ごす時間、大勢の集団でダイナミックに活動する時間、活動を選んで小グループでお仕事活動をする時間、おもちゃや水遊びではじけて遊ぶ時間等、緩急をつけて子どもたちが「次はどうするんだっけ」「ぼくは、これをやってみよう」と考えて、生活をつくっていく夏休みにしたいと思います。

 夏休み直前の7月21日(日)には、中央町のお店グランジュテが地域のイベント「軽トラ市&こども祭り」にデビューしました。商業会のポップコーン売り場がグランジュテ前に設置され、ポップコーン作りもグランジュテに任せてもらいました。前日の夜には、商業会の方に機械の使い方を伝授され、野明先生がポップコーン屋さんに変身しました。そして、ウィリッシュでお世話になっている小泉さん(湊の時のわくわくステーションの大家さん)の畑でとれた、おいしいキュウリで冷やしキュウリを作り、ウィリッシュの学生の伊吹さんが50円で販売しました。蒸し暑い日だったので、冷やしキュウリは大好評。割りばしにさした長いキュウリを、子どもも大人もニコニコ食べていました。

 更に、グランジュテのお店の中は、駄菓子屋さん&ゲーム屋さんにモデルチェンジして、ここは中学生チームが大活躍。手作り感満載で超お得な宝くじ、スライム釣り、駄菓子屋さんに親子連れがあふれ、みんなの笑顔がキラキラしていました。地域で共に生きる拠点として、駅に近く、かつては岡谷の中心だった中央通りにグランジュテをオープンしましたが、こんなに自然に多くの人がジュテにいることが不思議な気持ちでした。「これはどこの主催ですか?」「もっと宣伝すればいいのに」という声もあり、忙しすぎて説明する余裕もありませんでしたが、きっと何かが伝わったのではないかと思います。

 市内の4つの中学校に通っている中学生たちは、学習や人間関係や自分づくりで悩むことも多くなっていますが、このお祭りの準備や販売を経験したことで、自分の限界を超え、達成感を感じたようです。中学生たちは「次のきつね祭りもやろうぜ」とやる気満々でした。グランジュテが、成長していく子どもたちの「育ちの場」にもなっていることが確認できました。変幻自在なグランジュテのこれからの展開が楽しみです。

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