12月、ともそだちプラネットがクリスマス色に染まります
もうすぐ1年が終わります。年々1年が過ぎるのが早くなる気がしますが、子どもたちの時間感覚はどうなんでしょう?子ども時代は、日々をゆっくり感じていてほしいと思いますが、情報社会を生きる今の子どもたちは、案外大人の感覚に近くなっているのかもしれません。
そして、毎年この時期になると、街にはクリスマスソングが流れ、イルミネーションが輝いてほしいのですが、中々そうならないので、残念な気持ちになります。クリスマス、サンタクロース、冬休み、お正月と、12月は、子どもたちにとっては1年で1番ウキウキする月であってほしいし、大人も、いつまでもクリスマスのキラキラした気分で過ごしたいと思うのです。そこで、わくわくステーションでは、11月末から、「クリスマスって何?」という夢の世界の話をして、クリスマスの飾りやカードをせっせと作っています。
でも、子どもたちも大きくなってきたので「サンタはいないよ!」なんて言う子も出てきているので、改めてクリスマスについて調べてみました。
クリスマスは紀元前から世界各地で行われていた祝祭日だそうです。大まかには冬至の頃に「日が短くなって、太陽がこのまま消えてしまうのではないか」と不安になっていた人たちが、また日が長くなってきて太陽が復活するということを祝うお祭りが起源で、それがキリスト教のキリストの誕生の日と結びついて現在のクリスマスになったそうです。そして、サンタクロースは,キリスト教の聖ニコラウスという司教さんが貧しい3姉妹の靴に金貨をそっと入れて救ってあげたことが由来だそうです。北欧のフィンランドにはサンタ村があり、サンタさんが暮らしていて、世界中から手紙が届いていることや、世界サンタ協会という組織があって180万人のサンタさんがいて、世界中にプレゼントを届ける算段をしているということ等みんなで話しました。北半球のサンタは赤いコートを着ているけれど、南半球のサンタは海水パンツでサーフィンに乗っているというお話も楽しくて、地球全体がクリスマスになるという地球規模のスケールに驚き、もしかするとお家サンタはサンタ協会からの委託?か、世界はサンタが動かしている?かもしれないなんて言っていると、「サンタはいない!」と大人ぶっていた子が「やっぱり、サンタはいるって信じる」と言い出したりしました。何人かの子は、サンタさんへの手紙を書いたので、エアメールでサンタ村に送ってみました。お返事が来たらすごいですね。