「オープンエアマーケット」に出店!!
…未来カレッジウィリッシュ
“ささえられながら、他者をささえ地域をささえ、自分らしく輝いて生きる”…そんな姿を目指して日々様々な活動に取り組んでいる未来カレッジウィリッシュですが、活動の中心は何といっても“SAORI織り”というはたおりです。もともとは福田先生が大阪で勤めていた就労支援福祉事業所でSAORI織りを行っていたところから、ともそだちでもぜひ…と取り入れたのが始まりです。
2018年の12月、ウィリッシュの開所より一足先に「あい工房」としてSAORI織りの教室がスタートしました。障害のある人もない人も、また地域の方とも交流できる場としての活用を目指しています。(現在はコロナ禍のためにSAORI教室はお休みをしています。)
はじめは不慣れだったウィリッシュメンバーも今ではそれぞれだいぶ上達して個性豊かな布をたくさん織れるようになってきました。1月の作品展では、はたおりの実演を見ていたお客さんから「(今織ってっている)その布でスマホケースを作ってほしい。」と言われることもありました。(この出来事をきっかけに製品のラインナップに“スマホケース”が加わりました!)
そんなウィリッシュも今年で3年目。「もっとSAORIの製品をたくさんの人に知ってもらおう!!買ってもらおう!!」ということで、今年はその活動に力を入れていくことになりました。名付けて“あいプロジェクト!!”。早速7月17日にシルクファクトの芝生広場で行われる「オープンエアマーケット」に出店することになりました。
この話に最初はぴんとこなかったIさんでしたが、だんだん様子がわかるにつれ、やる気モードになってきました。そして掲げた今月の目標は「さぎょうたくさんおる。がんばるよ!」。有言実行、はたおりをいつも以上に頑張っていました。
パソコンが得意なYさんは「(パソコンで)私の作った画(え)もカードにして売れるかな?」と自ら製品づくりを提案。短期間でしたが試行錯誤を繰り返しつつ、“SAORI織り”や“岡谷らしさ”をイメージしたものなど、ポストカード10枚と栞を作りあげました。栞は製品を買ってくれた人にプレゼントしよう!ということで、Mさん、Iさんがていねいに袋詰め、仕上げはSさんが上手にテープをとめてくれました。
マーケット当日は朝から暑いくらいのいい天気。夏休みの初日ということもあって、オープンと同時に子供連れ等たくさんお客さんが来てくれました。
前日体調の悪かったIさんも「(今日は)大丈夫!!」とはりきって会場にやってきました。慣れない場所とたくさんのお客さんにちょっと緊張してはいましたが、はたおりの実演を頑張りました。
Sさんは後半の当番、あい工房のパンフレットをお客さんに配ることができました。
初めての出店でしたが新製品のキーホルダーやコースター、みんなが作った組み紐を中心に製品の売れ行きも好調。また、いろいろと勉強になることもたくさんありました。
今後もさらに内容を充実させて外に出る機会を増やしていきたいと思っています。