ともそだち通信7月号

2022年 ともそだちプラネットの組織がかわります

ともそだちプラネットは障がい児者の自立を支援し、共に育ち、共に生きる社会づくりをすすめていく特定非営利活動法人として2015年9月に認可されました。それから7年間、放課後等デイサービスを出発点として障害福祉サービスを展開し、障がい児者の成長に合わせて様々な取り組みを行っています。障がいのある人たちが「ささえられながら他者をささえ、社会に貢献して地域をつくっていく」ことがともそだちプラネットが描く未来の共生社会の姿です。
実は、2015年に法人として認可される前の6年間は 「おでかけクラブ」という任意団体で、岡谷市の川岸小学校や岡谷西部中学校の児童生徒たちや保護者の方たちと一緒に、外出活動や運動教室、工作や調理活動を毎月行い、年に一度は、演奏会やお祭りごとのイベントを開催してきました。
それは、障害の有無を越えて育ち合ってきた子どもたちが「一緒に成長してきたことを多くの人に伝えたい、特に自分たちの後に続く保育園の子どもたちに知ってほしい。」という願いを具現化するものでした。「仲間と描く大きな未来」というテーマを掲げ、障がいのある子どもたちを中心に子どもも大人も休日や夏休みに集まり活動していました。

現在は、2つの放課後等デイサービス事業、保育所等訪問支援事業、相談支援事業、生活訓練事業、就労継続B型支援事業と6事業所を運営する法人になっていますが「障がいのある仲間がいたから学校がメチャ面白かった!そんな世界をみんなに伝えたい!」という当時の子どもたちの意思がこの法人を支えていると感じています。

この間は、社会的な責任を果たせる福祉サービス事業所として形を整え、組織づくりや支援内容の充実に力を注いできました。福祉サービスに熟知する者が少ない中での立ち上げだったので、ご迷惑をおかけしたり試行錯誤したりすることもありましたが、ようやくその仕組みが整ってきた段階です。
しかし、こうして事業所が増えてくると日常の業務も煩雑になってきました。これから先を描くに当たって、子どもたちや障がいのある人たちや保護者の方たちに寄り添い成長発達を支え、人生を応援していく福祉サービスの事業所としての課題と、共生社会づくりをすすめる法人としての課題とを分け、二本立てにして組織に位置づけることが望ましいという考えに至りました。
そこで、6月の理事会で、特定非営利活動法人ともそだちプラネットの理事長に目黒健太が就任し、新しい役職のプラネットセンター長に福田敬子が就任することを決議し、総会で報告しました。現在は法人の登記変更の手続き等を行っている最中ですが、今後のところでは事業所の書類等も変更になります。保護者の皆様には、お手元に届く請求書や通知文の理事長名がかわってきますのでご承知おき下さい。

新しい組織としてスタートしているところですが、共生社会を描いて、つながりやご縁を大切に進んでいく所存です。今後ともよろしくお願い致します。(プラネットセンター長 福田敬子)

2022年度 特定非営利活動法人 ともそだちプラネット 理事会組織

【理事】

鮎澤久美子  小口俊倫  川瀬勝敏  坂戸 保  武井茂夫  福田敬子  目黒健太

【理事長】

目黒健太

【事務局長】

鮎澤久美子

【事務局】

目黒健太   鮎澤久美子   福田敬子

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