ともそだち通信3月号

はじめての雪遊びキャンプ!あっという間の1泊2日でした!

3月11日(土)・12日(日)に1泊2日でキャンプへ行ってきました。今回は「雪遊びキャンプ」と題して、8月の夏キャンプと同じ国立妙高青少年自然の家に宿泊しました。豪雪地帯の妙高ですが、キャンプ直前から春の気候となり、雪が残っているのか心配されましたが、無事1m以上の積雪があり、思いきり雪遊びを楽しむことができました。キャンプに向けては、雪灯籠や部屋ごとのメンバー表、全員の名前が入った横断幕など、キャンプに行く子も行かない子も力を合わせて準備を進めてきました。自分は行かないから準備をしないのではなく、1つの大きな行事に向けて、全員で活動できるところがともそだちの子ども達のすごいところだと改めて感じることができました。

そして迎えたキャンプ1日目。まずは信州新町にある化石博物館を見学しました。大きな恐竜の復元模型が出迎えてくれ、恐竜が大好きな子ども達は目を輝かせながら見学をしていました。その後妙高へ到着すると、まずはバイキングで昼食です。ラーメンやカレーなど、前回も大人気だったメニューをおいしそうに食べていました。おかわりの仕方や食器の片づけなど、前回のキャンプでは戸惑っていた子もいましたが、しっかりとルールを守って食事することができました。栄養補給が完了した後はいよいよ雪遊びの開始です。借りた長靴に履き替え外に出て、まずは「雪上運動会」を行いました。チームに別れ、雪上ダッシュや雪玉作成レースにそりレースなど普段は経験できない運動会を楽しむことができました。長靴で雪の上を走ることはとても難しく、苦戦していましたが、夢中で雪の上を駆け抜けていました。小学校低学年の頃からともそだちキャンプに参加しているムーンショットの中学生チームは「レジェンドチーム」と命名され、各競技でみんなを引っ張ってくれました。その後、わくわくはスノーシュー、ムーンショットはそり遊びを行いました。初めてスノーシューを履いた子ども達は、雪の上でも沈まずに歩くことができ、大興奮でした。そり遊びはチューブそりやスティックそりなど、様々な種類のそりを楽しみ、中には10回以上滑る子もいました。そり遊びは安全のために1人ずつしか滑ることができないので待ち時間がありましたが、待っている時間も子ども達は雪玉を作ったり、雪合戦を楽しんだりと、自分たちで遊びを生み出していました。

1日目の雪遊びが終了し、夕食を食べた後は、貸し切り大浴場での入浴です。友だちと入るお風呂に大はしゃぎでしたが、自分のことは自分でできている姿に感心しました。お風呂から出たあとの夜の活動は「ビリーブ」と「この星に生まれて」の合唱を行いました。キャンプ前から練習をしてきたこともあり、わくわくの子ども達の堂々としたビリーブにはとても驚かされました。練習では大きな声を出すことが恥ずかしかったムーンショットの子ども達も本番では今までで1番大きな声で歌うことができました。合唱が終わったあとは雪で作った灯籠の中にろうそくを入れ1つずつ火をつけていきます。全てに灯りがともると、「わあ、きれい!!」という言葉があちこちから聞こえてきました。初めて見る幻想的な雪灯籠に子ども達は感動していました。その後は部屋に戻り、たくさん遊んで疲れた子ども達は、ぐっすり眠っていました。

2日目は、わくわくはそり遊び、ムーンショットはスノーシューの活動を行い、終了の時間が迫ってくると「もっと遊びたい」「1泊は少なすぎる!」などの声が聞こえてきましたが、最後の最後まで雪を満喫し、昼食を食べ、妙高を後にしました。バスの中では、楽しかったことの発表を行い、思い出を振り返りながら岡谷に戻ってきました。
今回の雪遊びキャンプでは、夏から成長した子どもたちの姿をたくさん見ることができました。また、普段の活動では見ることができない子ども達の一面を見ることもでき、改めてこういった活動の意義を我々も実感できました。ここ数年、様々な活動が制限される状況が続いてきましたが、子ども達1人ひとりが成長し、もっている力を発揮できるような場になるよう、新年度も様々な活動に取り組んでいきたいと思います。
【ムーンショットステーション 植田諭】

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