~あけましておめでとうございます。
素敵な1年になりますように~
2024年もあっという間に終わり、新しい1年が始まりました。新型コロナの影響で活動が制限されていた数年前に比べ、昨年は様々な活動を行うことができました。1つ1つの取り組みを通して、子どもたちが成長していくことを感じる一方で、子どもたちを取り巻く環境や成長に合わせた支援の必要性を毎回感じています。日々目まぐるしく過ぎていく中で、子どもたちの小さな変化に気づき、明るく前向きに取り組めるよう頑張っていきたいと思います。
2学期は、毎年恒例の行事も数多くあり、子どもたちも胸をときめかせながら活動している姿が印象的でした。その締めくくりとして12月14日(土)に1年を振り返る「1年さよならパーティー」を実施しました。パーティーの中で、それぞれの事業所の発表の時間があり、わくわくはクイズ大会、ムーンショットは1年を通して調べてきた「火の見やぐら」についての発表を行いました。わくわくのクイズでは「今年わくわくに新しく入ったメンバーの人数」や「諏訪湖一周の長さ」などともそだちの活動に関わるクイズが出題されました。ムーンショットの火の見やぐらの発表は、パワーポイントやこの日のために製作したミニ火の見やぐらを使って行いました。全員揃っての練習が難しい中での本番になりましたが、こういったことに慣れている子どもたちです。本番では堂々と発表することができました。自分たちの取り組みをこのような形で発表することは、子どもたちにとっても自信につながったのではないでしょうか。
また1年の振り返りのスライドショーでは、写真に写ったキラキラした表情の自分たちを見ながら全員で1年を振り返りました。最後は恒例のビンゴ大会で大盛り上がりをして締めくくり、楽しかった1年を振り返りながら無事にさよならパーティーができました。
また、ムーンショットでは12月中旬にハッピーチャレンジの中でも、1年の振り返りの活動を行いました。今年1年でがんばったことや、来年の目標を一人ひとりが紙に書きました。「算数のわりざんをがんばった」「ともだちがいっぱいできた」「自分の意見が言えるようになりたい」など、それぞれが自分自身と向き合いながら考えました。みんなの前で発表する場面では、高学年ということもあり具体的に、聞いている人に分かりやすく伝えることを目標に行いました。どんな発表になるかドキドキしながら見守っていましたが、堂々と発表できている姿に子どもたちの未来の自分へのやる気をとても感じました。子どもたちが目標にした思いや願いを我々も共有し、1年後にまた成長した姿を一緒に喜び合うことを楽しみにしたいと思います。
いよいよ総まとめの3学期がやってきます。子どもたちの成長のスピードに負けないよう、「子どもも大人もわくわくする」気持ちを忘れずに、活動に取り組んでいきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ムーンショットステーション 植田諭
放課後等デイサービス
わくわくステーション
【年末大掃除】
2024年最後のともそだちクラブでは、一年間お世話になったわくわくステーションの掃除をしました。当日、まずはお昼のシチュー作りです。材料の野菜を切りながら「早く掃除したい!」と子どもたちはやる気満々でした。
シチューを煮込んでいる時間を利用して、ついに掃除がスタートしました。ほこりや汚れがとれて教室がきれいになっていくと「あそこも汚れているんじゃない?」と友だちと相談して協力しながら掃除を進める子どもたち。お昼になる頃には、子どもたちが気づいた細かい部分まできれいになっていました。お昼を食べた後も「大掃除したい!」とたくさんの子どもたちが集まりました。
午後の大掃除では、水槽の掃除、ぞうきんやほうきで最後の仕上げをしました。
「掃除をしたい!」と積極的な姿や、自ら掃除する場所を見つけ丁寧に集中して掃除をする姿を見てわくわくステーションの子どもたちの成長を感じました。みんなで協力して教室がとてもきれいになり、年明けも気持ち良く過ごせそうです。
2025年もよろしくお願いいたします。
【土屋】
放課後等デイサービス
ムーンショットステーション
【クリスマスマーケット】
12月21日(土)にともそだちプラネットではクリスマスマーケットを行いました。子どもたちは当日に向けて折り紙やアイロンビーズなどでツリーの飾りを作ったり、トナカイとそりなどを製作して室内をクリスマス仕様に装飾してきました。
当日はムーンショットのクラフト体験やグラン・ジュテあい工房カフェのお当番活動、童画館通りで開催された商店街周遊イベントの参加とそれぞれの活動をグループごとに行いました。
お当番活動ではサンタの帽子をかぶって「いらっしゃいませ!」「何にしますか?」と張り切ってお客さんに声をかけて製作のお手伝いをしたり、飲み物などを提供したりそれぞれが自分の任された仕事を頑張っていました。
また、童画館のイベントはミッションを全部クリアすると最後に景品がもらえるとあって、みんな真剣にポイントを探したり、問題を解いたりしていました。
どのグループも職員がずっとはついていなくても、時間を気にしながら協力して2つの活動をこなすことができたようで、振り返りの会では良い反省をたくさん聞かせてくれました。
【鈴木】
グラン・ジュテ
あい工房
【グラン・ジュテ あい工房の名前の由来】
2025年4月で就労継続支援B型事業所として4年目を迎えるグラン・ジュテあい工房ですが、最近、名前の由来を聞かれることが増えてきました。
「グラン・ジュテ」は実はフランス語で、「grand jete」と表記し、踊りのバレーの用語です。2010年頃に放映されていた、NHK Eテレのドキュメント番組「グラン・ジュテ~私が跳んだ日~」に由来しています。その番組では20代~40代位の輝いている女性が取り上げられていました。芸能人や有名人ではなく、一般の女性が、人生の紆余曲折を経ながら自分の夢をかなえるために、大きな決断(跳躍)をして、自分らしく生きている姿を追った30分位の番組でした。バレリーナが両手を広げてフワッと跳躍するあの姿です。当時ともそだちプラネットの前身の「おでかけクラブ」を始めた福田には、とても印象的で素敵な番組でした。障がいのある人もない人も、いきまずにフワッと跳んで、自分らしく生きていけたらいいな…とグラン・ジュテということばが私の中に残ったのです。グラン・ジュテあい工房は、B型事業所として跳躍したいと思います。10年目を迎えたともそだちプラネットを本年もよろしくお願いいたします。
【センター長 福田敬子】