ともそだち通信11月号

  成長と積み重ねのハロウィン…

10月25日(土)にともそだちハッピーハロウィンイベントを開催しました。今回はムーンショットステーションでのお化け屋敷を始め、美術考古館前をお借りしてのミニゲームやグラン・ジュテで食べ物の屋台を行いました。特にお化け屋敷は今年で4年目になりますが、ハロウィンイベントの定番となり、毎年多くの方に足を運んでいただいています。子どもたちも9月になると、「そろそろ準備しないといけないよね?」

「お化け屋敷で使いたい道具持ってきてもいい?」など、この行事をとても楽しみにしているようでした。今回も来てもらった人に楽しんでもらえるように、どんな仕掛けにするかの話し合いから始め、様々な意見が出る中、例年とは少し違う構造にすることが決まり準備が始まりました。いざ準備が始まると今までの経験や積み重ねがあり、5・6年生を中心にどんどん準備が進んでいきました。今年からムーンショットに来た4年生たちは、今まではお客さんとして参加する立場でしたが、今度は自分たちが作ることがとても嬉しい様子で、上級生の姿をみながら一緒に取り組んでいました。様々な学年の子が通うムーンショットですが、それぞれが自分の役割を理解し、準備が難なくできる子どもたちの姿がとても印象的でした。4年前は職員がやっていたことも中学生がやってくれ、直前になると卒業生も駆けつけて手伝いをしてくれました。数年前まで小学生だった子たちが少し大人になった今でも一緒に準備をしたり、あの頃と同じ気持ちでいてくれることがとても嬉しく思いました。また、こういった活動を通して、ただ楽しいだけでなく、毎年たくさんの人が来てくれる喜びや期待感、自分たちがやらなければいけない責任感が子どもたちの心に育っていると感じました。 そして当日。寒さに加えて、午後から雨の予報ということもあり、例年より人通りが少ない童画館通りでしたが、

ゲームコーナーからは「いらっしゃいませ!」の元気の良い声が響き渡り、保育園の子どもたちを中心に200名以上の方に足を運んでいただきました。来ていただいた方からは「去年よりもパワーアップしてる!」などの声も多くいただき、子どもたちも多くの人に楽しんでもらえるよう、それぞれの担当を精一杯がんばりました。途中で天候が心配されたため午前中の時間を急遽30分延長することになりましたが、こういった事態に慣れている子どもたちは、お腹が空いている中でしたが、それを伝えると「はーい!」と軽やかに対応してくれました。見通しが立たないことや急な変更が苦手と言われがちな子どもたちですが、様々な経験を通して、たくましく成長しているなあと感じました。ハロウィンパーティーが終わると、精一杯がんばった子どもたちの表情は少し疲れていましたが、自信や達成感に満ち溢れていました。また来年さらに成長した子どもたちがどんな姿を見せてくれるか楽しみにしながら、日々の活動に取り組んでいきたいと思います。

     わくわくステーション 植田



わくわくステーションは「おばけハウス!」

10月18日(土)、ともそだちのハロウィンといえば毎年ムーンショットが時間をかけてかなり本格的な「お化け屋敷」を作りますが、今年はわくわくでも「お化け屋敷」ならぬ、ともそだちの“テント”を使った「おばけハウス」の活動をしました。
まずは“おばけ”作り。それぞれおばけやこうもり、かぼちゃなどの絵を書いたり切り抜いたりしてたくさん“おばけ”の飾りを準備しました。次はいよいよテント張り。今まではムーンショットのお兄さんたちに張ってもらっていた大きなテントをわくわくメンバーだけで組み立てることに。「大丈夫かな?」と心配もありましたが、坂田先生から丁寧にやり方を教えていただき、みんなで無事にテントを完成させることができました。早速たくさんのおばけや看板を飾りつけて「おばけテント」の始まりです。室内をなるべく暗くしてみんなで入ります。明りは小さなランタン一つだけ。おばけの出そうなBGMや土屋先生の怖い話に「キャー、怖い。やめて!」と叫ぶ?子どもも。ちょっぴり怖かったけど、とても楽しい活動になりました。【鈴木】

円筒分水工調査隊

「円筒分水工」は全国各地に存在し、農業用水を公平に分けるための施設となっています。その名の通り円筒の形をしており、円筒中心から噴き出た水を公平に分配するというものです。これまでに西天竜用水(諏訪湖を水源とした辰野~伊那区間にわたる農業用水路)を調査し、10月18日(土)は、3回目の調査となりました!3回目ともなると子ども達は調査に慣れたもので、用水路沿いの分水工を見つけると即座に車から降ります。いくつに分けられているか、穴の数を数えてレポート用紙に記入する子、デジカメやタブレットで撮影する子、今回は水も干上がっていたので、実際に降り立ってみたり、メジャーを用いて容積を測る子もいました。辰野をスタートに、テンポよく発見できるのがある種ゲーム感覚で楽しいのか、「次はいつやるの?」という声も多くあり、火の見やぐら探検隊に継ぐムーンショットの一大企画となりそうです。この調査は今後何回か続ける予定です。
途中からでも充分に楽しい企画です。まだ参加したことがない人もぜひ参加してみて下さいね!【古屋】

ハロウィンイベント!

 

10月25日(土)は三事業所合同でのハロウィンイベントでした。

グラン・ジュテはイートインコーナー、宝引き、わらび餅販売、フランクフルト販売を行いました!やってみてスタッフ目線で感じたのは、この1年を通してメンバーさんの仕事スキルや就労意欲が大きくあがってきたことです。自分たちで考えて接客を行ったり、客足が多い時はどう行動するか、休憩はいつまでかなどを流れの中で考えて行動しているようでした。
地域の活動を通してグラン・ジュテが成長させていただいているのを実感させてもらいますし、地域に貢献できているのをメンバーさんも肌感覚で感じとっているようです。これからもグラン・ジュテ全員で地域にて成長していきたいと思います。【原】

新しいスタッフの紹介

      土田 ちか 先生

10月より水・金曜日にお仲間に入れていただいています土田ちかと申します。

皆さんと楽しい時間を過ごすことができたら幸いです。
私の楽しみは孫が通っている小学校等での「お話会」や「大人向け朗読会」に仲間と一緒に参加することと、
オカリナを吹くことです。

子どもたちのパワーをもらいながら頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

 

このたび、ムーンショットの坂田優也先生が体調を崩され、退職されることになりました。短い期間でしたがありがとうございました。快方を祈っております。

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