障がいのある方や社会生活に困難さをもつ方たちの青年期を支援します
【未来カレッジ ウィリッシュの利用について】
〇未来カレッジ ウィリッシュは障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスの自立訓練(生活訓練)です。
〇利用の対象は基本的には18歳以上で、身辺のことが自分ででき、公共の交通機関を利用して通学が可能な方になります。(保護者の送迎可)
〇サービス利用料のおよそ1割と材料費等の実費を負担していただきます。
【ご利用までの流れ】
1.事業所の見学・相談を行います。
2.お住いの市町村の福祉課で障害福祉サービス受給の申請をして下さい。
3.相談支援事業所で障害者福祉サービス等利用計画案を作成してもらいます。
4.お住いの市町村で障害福祉サービスの支給が決定します。
5.未来カレッジ ウィリッシュと契約をして、訓練計画を作成します。
6.未来カレッジ ウィリッシュの利用がスタートします。
未来カレッジ ウィリッシュのミッション【ささえあえる人になる】
ささえられながら、他者をささえ、地域をささえ、自分らしく輝いて生きること、それが私たちがめざす自立して生きる姿です。
障がいという弱さの中にある強さ(既存の価値観を問い直し、他者とつながり、新しい物事を生み出すことができる力)に気づき、家庭や地域の一員として、社会に貢献する人材になります。
学生から社会人へと移行する節目の青年期に、自分の特性を知り、ひとり一人のペースでわかることやできることを増やします。
仲間とのつながりの中で、安心して自分を表現して、やりたいことを実現していく力をつけましょう。また、社会との接点を見つけられずにいる方たちが、自分の一歩を踏み出す場でもあります。
未来カレッジ ウィリッシュの訓練(教育)内容
1.生活自立に必要なことを身につける。(例 洗顔 入浴 清掃 洗濯 調理 買物 公共施設の利用 電車・バスの乗り方 性教育 等)
2.実社会で必要なことを、体験や実践を通して学び、スキルアップする。(例 金銭管理 パソコン 免許 資格 漢字 計算 ファッション メイク 等)
3.就労に必要な体力、気力、技能、社会性を高める。(例 運動 作業訓練 就労体験 就労講座 等)
4.仲間と共に好きなことややりたいことを見つけ、チャレンジする。
5.(例 スポーツ、カラオケ、旅行、外食、映画 等)
6.自分の特性を知り、自分らしく輝いて生きるために、自己コントロールの方法や他者との関わり方を身につける。
(例 自己理解 他者理解 コミュニケーション SST 等)
未来カレッジ ウィリッシュの方針
1.体験を通して実践的に学ぶ
2.地域とのつながりの中で学ぶ
3.仲間と力を合わせて、主体的に取り組む
4.仲感謝すること、努力すること、決意し実行すること、耐えることを身につける
利用時間・営業日
利用時間
9時~15時
営業日
月曜日~金曜日(土曜日は計画による)
訓練カリキュラム…個別にカリキュラムを作成して支援します
一般就労、一人暮らし支援コース
労働体験学習を通して、働く意義や仕事とは何かを学ぶとともに、将来は一人暮らしできるように、買い物や調理、洗濯、金銭管理ができるよう支援します。
また、資格検定や免許取得等もプログラムをたてて支援します。
一般就労、A型事業所就労を目標の方を対象としたコースです。
日常生活支援コース
生活スキルの向上や日常生活の過ごし方を支援します。できることや好きなことを増やし、他者との関わり方や公共の場でのマナー等も学習します。
将来はB型事業所での就労を目標の方を対象としたコースです。
☆ 利用日数や利用時間も含め、ご本人の状況に合わせてカリキュラムを作成します。他の福祉サービス事業所との併用も可能です。
基本時間割
時間/曜日 | 月~金 | 土 |
---|---|---|
08:45~09:00 | 登校 | |
09:00~09:50 | 清掃・運動・ドリル学習・朝会 | |
10:00~12:00 | 【午前プログラム】畑作業・作業訓練・個別学習・はたおり・調理など | 特別活動(行事・外出等)※月に1~2回 |
12:00~13:00 | 昼食・休憩 | |
13:00~14:45 | 【午後プログラム】パソコン・手仕事・生活学習・SST など | |
14:45~15:00 | まとめ | |
15:00~15:30 | 終わりの会・清掃 | |
15:30~ | 下校 |
さをり織り
ウィリッシュでは活動の中にはたおり(さをり織り) を取り入れています。
“さをり織り” は様々な色や素材の織り糸の中から、一人ひとり自由に糸を選び感性の赴くままに織り上げていきます。
(はたおりはグラン・ジュテあい工房で行います。)