ともそだち通信4月号

4月1日入社式、4月11日ネオ・エポック見学

~グラン・ジュテあい工房が跳躍した一か月~

就労継続支援B型事業所グラン・ジュテあい工房では毎年4月1日に入社式を行っています。今年も諏訪支援学校を卒業した2人の若者が入社しました。グラン・ジュテあい工房は多機能型事業所として定員10名の小規模事業所で運営しています。設立5年目になり、いよいよともそだちプラネットの放課後等デイサービスで経験を積んだ人たちがメンバーの半数以上になりました。児童期から10年以上かけて育んできたことがジュテを舞台に繰り広げる準備が整ってきたということになります。人数も増えて、毎日ほぼ9名で仕事をしています。
昨年までは、職員が主に活動をリードしていましたが、今年は入社式から司会進行、 歓迎のあいさつ、開式や閉式のことばまでメンバーが行い、 翌

日からは仕事や 生活の進行も、協力し合い補い合いながらメンバーで やっています。 障がいのある人たちの会社にしていくことを目標に、環境を整えたり作業内容や分担を見直したりと改革中です。
そして東京都のあきる野市のクラフトギャラリー「ネオ・エポック」では、グラン・ジュテあい工房のはた織りの作品展覧会が行われています。昨年の秋に、多くの方とのご縁とご厚意により、長期間(4月8日~5月10日)の作品展開催が決まり準備を進めてきました。4月11日(土)には中型のバスを借りて、メンバーと保護者の方、職員の17名で見学に行ってきました。今回の作品展では、自分でたて糸をはって織り上げた作品に、織り手の名札が付けられました。ネオ・エポックさんにはクラフト作家の方の作品が数多く常設されていますが、ジュテメンバーの作品も同じ様に扱われています。オーナーの田畠さんから、「商品や製品としてではなく世界に一つしかない『作品』として、それを生み出す『作家さん』として考えて下さい」とアートとして認めることの大切さを熱心にお話いただきました。この時から、まだ半信半疑でしたが考え方を変えることで不思議なことが起こりました。それは『作家』として認めることで、職員の中には『支援』ではなく『尊重』という感覚が生まれ、メンバーからは力強い『自信』が湧き出してきている感覚です。
さて、中型バスで朝8時に出発した一行は、途中秋川渓谷という東京都の奥座敷を観光し、レストランで昼食を食べ、1時頃にギャラリーに到着しました。まるで別荘の様な白い建物の扉を開けて中に入ると、玄関先の小部屋には色彩豊かなジュテの作品があふれ目に飛び込んできました。この作品展に向けて、縫製職員チームが全力で縫い上げた約250点の作品が魅力的に展示され、この作品展のために作ったネコ型ぬいぐるみポシェットの“ピキちゃんシリーズ”がかわいらしく出迎えています。みんなで写真を撮ったり、自分の作品を探したりして、確かに東京のギャラリーであい工房の作品がキラキラと飾られていることを確認した時間になりました。
こうしてジュテの初めての小旅行は静かな大人の旅でした。思い思いにバスの時間を過ごし、混雑するサービスエリアで家族にお土産を買い、並んでアイスやクレープを買って食べて…社会人としての立ち振る舞いができる人たちでした。『グラン・ジュテ』は、フランス語で「大きな跳躍」という意味で、バレリーナが手を広げて大きく 跳ぶあの姿です。令和8年4月はジュテが跳んだ月になりました。きっと大きく活躍する一年になると思います。
ネオ・エポックでの作品展はゴールデンウイークも開催されていますので関心のある方は東京観光がてらお立ち寄り下さい。また、あい工房の作品は、ともそだちプラネットのホームページから「龍の糸」を開くと掲載されています。ご覧いただければ幸いです。

センター長 福田敬子

 



【春休みともそだちクラブ】

卒業パーティー ~新たな希望に思いをはせて~

 3月21日(土)は、恒例のともそだち卒業・進級パーティーでした。今年度は総勢15名のメンバーが卒業となりました。特に高校卒業となる6名は、保育園から関わっている子も少なくありません。卒業とともに、一つの世代が社会へと大きく羽ばたく……そんな彼らにエールを贈ろうと、各事業所で準備を進めてきました。わくわくでは卒業トンネルの制作、ムーンショットでは小物入れを作りました。また、両事業所ともに、歌の練習もしてきました。
当日では、卒業式の司会進行は5年生です。司会を含め、これまで上級生がやってきたことを下の世代が受け継いでいく。彼らの表情は、緊張とともにどことなく誇らしげな表情でもありました。ともそだちの根っこを大切にしながら、新たなメンバーがともそだちを作り上げていくのが実感できました。大人からするとどことなく淋しさもある“卒業”ですが、当日の堂々たる卒業生を見て、彼らの未来への希望や期待感がひしひしと伝わってきました。
そんな彼らに応えられるよう、我々職員も次なる未来に向け、希望溢れる
社会を作っていきたいなと思うのでした。【古屋】

「辰野線」に乗ってみました!

春休みのわくわくは調理や工作、運動、実験や久々の外食活動などいろいろ楽しいことがありましたが、3月25日(水)は「辰野線で塩尻に行こう」という企画でした。
岡谷駅の“0番線”から出発する辰野線の電車は2両編成。横長の座席にみんなで1列に座って辰野に向かいました。塩尻まで行くためには辰野で乗り換えです。行きだけで2つの電車に乗りました。
わくわくに戻ってきてから午後はみんなでプラレールを使って教室いっぱいに電車の旅を再現しました。お友だちと相談しながら線路を伸ばして最後に電車を走らせました。みんな夢中になってとっても楽しそうでした!【鈴木】

 

ともそだちルームツアー!!

グラン・ジュテあい工房では、さまざまなお仕事に取り組んでいます。主な作業は、東洋技研さんからご委託いただいている製品の組み立て作業や、機織り作業などです。
組み立て作業では、毎週5,000個の製品を組み立てて納品することをお仕事としています。納期を確実に守るため、皆さんが互いに協力しながら作業を進めており、
納品時には次回分の部品の受け取りや運搬も併せて行っています。
組み立て作業そのものは複雑ではありませんが、長時間同じ作業を続ける集中力や体力、一定量をこなすための作業スピードが求められます。作業を開始してから2年が経ち、皆さんの技能は大きく向上しました。現在では、納期に余裕をもって、安定した作業ができるようになってきています。
また、この作業は成果が数量として明確に見えるため、自身の成長を実感しやすい点も特徴です。皆さんの毎日の積み重ねが、着実に力を伸ばしている   ことを感じています。【佐藤】


【新しいスタッフの紹介】

羽田 顕佑先生はたけんすけ   

今春よりお世話になります。羽田と申します。富士見町から通って参ります。以前は神奈川県の保育士養成系専門学校で教員をしていました。主な担当は造形科目で、自身でも作品制作をしております。法人の理念に則り、皆さんと共に私自身も常に成長し続けられるよう努めて参りますので
よろしくお願いします。

小野 美保先生おのみほ  

4月からお世話になっております。小野美保と申します。今まで福祉の現場で幅広い年代の方々と関わってきました。子ども達には楽しい思い出と社会に出て役立つことを提供できる支援を心がけていきたいと思います。 
子どもたちと共に私自身も成長できるよう頑張りたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です