ともそだち通信6月号

ひとつひとつの経験を大切に

1学期も残りあと1ヶ月になりました。学年が上がり、様々な変化があった1学期ですが、新しい環境にもすっかり慣れ、子どもたちは元気に活動しています。
中学生以上の子が多くなり、少しだけ大人っぽくなったムーンショットですが、6月から新たに4年生を迎え、日々活動に取り組んでいます。
高学年の子どもたちが利用する放課後等デイサービスとして、ムーンショットステーションが開所してから今年で6年になります。
当初はまだどのような取り組みを行っていくか手探りの状態でしたが、試行錯誤を繰り返しながら、様々なことに挑戦をしてきました。
今では恒例になったきつね祭りやお化け屋敷などを通して子どもたちが地域を盛り上げ、キャンプでは初めてのことに緊張する姿があった子たちも、今ではアクティブに活動できるようになっています。
また、昨年は岡谷から飛び出し、飯田市の上郷図書館で開催された北原志乃さんの特別展で、てんとくんの紙芝居の上演を行いました。
当日までに練習を重ねたこともあり、多くの方々の心に届く上演会となり、活動を通して温かいつながりを感じることの経験ができました。
AIをはじめとする様々な技術が発達し、調べものや分からないことを簡単に教えてくれる時代になりました。
また、これらの技術は私たちの生活を便利にするとても心強い存在になってきました。

これからの時代を生きていく我々や子どもたちにとって、こうした便利な技術を上手に活用し、仕事や生活に取り入れていく力も必要になってくると日々感じています。
一方で、便利になった反面、自分で考えることや、自分なりの答えを見つけることが減ってきてしまったように思います。
もちろんすぐに答えが分かることは便利ですが、悩みながら考えたり、どうしたらうまくいくかと試行錯誤をする時間もとても大切な経験です。結果だけでなく、その過程で得られる学びや経験が子どもたちの、自信や成長につながっていくのだと思います。
だからこそ自分で考え、挑戦したり、色々な人と関わりながら、自分の心と身体で経験したことを大切にしてほしいと思います。ともそだちの活動では、すぐに答えが分かったり、予定通りにいくものばかりではありません。ときには予想していなかった出来事もあれば、思い通りにいかないことや、自分よりも周りのことを考えて動かなければいけないこともあります。子どもたちにとっては、それが大切な学びとなり、少しずつ色々なことを考えて行動する姿が見られるようになってきました。
今年度のムーンショットのスローガンはタイトルにも書いたとおり、「Do your best and must be first class」です。これは「最善を尽くせ、そして一流であれ」という意味です。
それぞれが自分らしい「一流」を目指し、失敗を恐れず様々なことに挑戦し、色んなことを経験したり感じながら日々過ごしてほしいと思います。

 

(ムーンショットステーション 植田 諭)



雨にも負けず、皆で輝こう

 

新たにお迎えした1年生に浮き足立ったり、ムーンショットでの挑戦が始まる4年生を送り出す頃にはどことなくもの寂しさが漂っていたり、さまざまな気持ちの揺れ動きを伴いながら、今年度のわくわくステーションの姿が徐々に露わとなってきました。
5月23日はあさひ村デイキャンプが雨により泣く泣く予定変更となりましたが、「気分だけでもキャンプ」をするために、ムーンショットで“運命のちょうちょ”と“山の景色”を作る工作活動を行いました。
残念な状況も前向きに受け止めて楽しもうとする子ども達の姿に、職員の方が助けられたと感じた一日でした。
翌週に控えた小学校の運動会も当初は予報が芳しくなく、なんとか晴れてほしい!の一心で“てるてるさん”を皆で量産…事業所玄関に溢れかえった個性豊かな“てるてるさん”の効果は、皆さんもご存じの通りでしたね!新年度を始めるにあたり掲げた目標“ささえあえる人になる”を叶えるために、さまざまな個性をもつメンバーがそれぞれ何を頑張り、どのように輝くことができるか、日々を過ごす中で職員も常に気を配り、支えて参りたいと思う次第です。【羽田】

 

〜日々成長~活動を通じて

ムーンショットステーションでは、5月から新たに4人の4年生がメンバーとして加わりました。
去年までは最年長者としてわくわくステーションで活動していた子どもたちが再び色んなことを教えてもらう立場になり、緊張や戸惑う姿が見られ、新鮮に感じました。
しかしながらムーンショットステーションのメンバーは「こんな遊び道具があるよ」「ムーンではおやつは自分たちで準備するんだよ」と優しく、頼りがいのある姿が様々な場面でありました。その中には、以前私と一緒にわくわくステーションで活動していた子もいて成長を感じました。
暖かい季節になり、ともそだちプラネットでは屋外活動が盛んに行われています。その中でも、火起こしを伴うピザ窯の活動は子ども達が輝ける良い活動です。
中学生を中心にムーンショットのメンバーが率先して炭や火付けの準備を行い、窯の準備をしてくれます。中には学校の火起こし体験での活動の際に、経験が活かせて自分で火を起こすことができたと言う話も聞くことができました。
これからも活動を通して手本になりながら色々な活動を楽しめるように関わりたいと思います。【川井】

新たな仕事が増えてきました

グラン・ジュテあい工房では、様々な仕事に取り組んでいます。東洋技研さんからいただいている組み立て作業や事業所での機織りは毎日行っていますが、さらに若宮糀屋さんの古民家清掃や駄菓子の販売活動に加えて、6月から新たな宿泊施設の清掃や、下諏訪のあざみ農園さんの畑作業、共立病院でのパンの販売など、新しい仕事も始まりました。
地域の皆様からお声がけをいただき、新たな仕事が増えてきています。メンバーの皆さんは忙しい毎日を過ごしていますが、それぞれ自身の能力を生かして新しい仕事にもがんばって取り組んでいるところです。
“働くこと”を通して毎日いろいろな挑戦をしているメンバーの皆さんは社会人になってこれまでに経験ししたことのない場面に出会ったり、大変なこともたくさん出てくると思いますが、日々の積み重ねによって成長して自信につなげていってほしいと思います。【佐藤】

 

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